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2016.05.17 カメラマン向けコラム

レタッチする際にチェックすべき基本項目

レタッチする際にチェックすべき基本項目

皆さんはカメラで撮影したデータをそのまま使用していませんか?
どんなに良い写真であってもゴミやホコリ、モデルリリースを取得していない著作物などが写っている場合、ウェブモでは登録をお断りする事があります。
また販売後に購入者もしくは著作物の所有者(著作物が写真に映り込んでいる場合)とのトラブルの原因となる可能性もあるので、それらの基本的なチェック項目は販売前にあらかじめチェックしてきちんと修正しておきましょう!
このページでは上記の注意点だけでなく、明るさや色味のバランスなど、写真をもっと魅力的に見せるテクニックも合わせて解説していきたいと思います。

そもそもレタッチ(補正)とは…

レタッチ(補正)は撮影することと同じくらい重要度の高い作業です。
レタッチでは上述したゴミやホコリだけでなく、仕方なく映り込んでしまった電線や鉄塔などの不要物を消したり、
色・明るさを変えたり、また化粧品やビューティ系の女性ポートレートの場合では艶やかな肌を演出する事もできます。

撮った写真をただアップするだけではなく、写真の仕上げをすることによって、購入される可能性はぐっと高くなりますので、ストックフォトでは必須のテクニックと言えるでしょう。

では、次にどんなソフトを使ってレタッチを行うのかを見てみましょう。

レタッチが出来るソフト

Adobe Photoshop(アドビ・フォトショップ)

最もポピュラーなフォトレタッチソフトで、写真の専門家だけでなく多くのデザイナーも使っているソフトです。 写真の補正から加工まで必要なことがほぼ全て出来ますが、それに伴い操作やテクニックなど少々勉強が必要となってきます。 以前は高額なパッケージでの販売でしたが、最新バージョンの”CC”から月額制となりましたのでソフト導入のハードルが下がりましたね。

Adobe Photoshop(アドビ・フォトショップ)

GIMP(ギンプ)

一番の特徴は、GIMPはオープンソースで開発された無料のレタッチソフトです。
Photoshopと同様の機能までとはいきませんが、レイヤーやフィルターなど比較的高度な編集作業が出来ます。
ただ操作が少々難しく、初めての際は少し戸惑います。

GIMP(ギンプ)

ひとまずは無料のGIMPをお試し的に使ってみるのも得策ですね。
一度使ってみて使えそうであればGIMPで問題ないかと思いますが、筆者の個人的な経験上ささっとPhotoshopを導入するのがベターな気がします。笑

前置きが長くなってしまいましたが、タイトルにもある通り本題の【レタッチする際にチェックすべき基本項目】を見てみましょう。

レタッチする際にチェックすべき基本項目

明るさの調整

撮影の際に適切な露出で撮影する事は大切ですが、細かい調整などは撮影後のレタッチでも行います。 一般的にストックフォトでは明るいトーンが好まれる傾向にあります。

参考イメージ1

適正露出で撮影したオリジナル写真。

参考イメージ2

明るさ調整で少し明るく補正。

コントラストの調整

コントラストとは明るさと暗さの差の大きさのことで、コントラストを高くすると明るい部分はより明るく、
暗い部分はより暗く表現されます。
コントラストを低くすると暗い部分から明るい部分までの幅が広くなり、滑らかなトーン表現ができますが、
下げすぎると全体色が近くなり、ぼやけた画像になってしまうので操作には注意が必要です。

参考イメージ3

適正露出で撮影したオリジナル写真。

参考イメージ4

コントラストを強めに補正。

彩度の調整

彩度は色の鮮やかさの事を言い、彩度を上げると色も鮮やかに、下げると色が薄くなっていきます。
彩度の調整では無理に彩度を高く・低くせず、自然な色合いに調整する事が大切です。

参考イメージ5

適正露出で撮影したオリジナル写真。

参考イメージ6

彩度を高く補正。

肌荒れの処理

モデルの体調や季節、メイクなど様々な原因で変化してしてしまう人肌は、撮影時には気がつかなかったけれど、
撮影後の補正時に意外と肌荒れしていた事に気がつくという事はよくあります。
特に「ニキビ」や「吹き出物」「シミ」などは意図しない限り丁寧に除去した方がベターです。
その際に有効なツールとしてPhotoshopの「コピースタンプ」もしくは「修復ブラシ」など状況に応じて適切に処理する事が大切です。
合わせて歯の黄ばみなども合わせてチェックし、必要であれば部分的に彩度を落とすか、ブラシなどを用い色の補正を行いましょう。

参考イメージ7

唇下部に肌荒れの痕が見える。

参考イメージ8

肌荒れの箇所を修復ブラシを使って除去したもの。

アホ毛/ムダ毛の除去

ストックフォトの購入者は画像を切り抜いて使う人も少なくありません。
そんな時、まとめ髪から数本飛び出ているおくれ毛が盛大に写っていれば思わず購入にも躊躇してしまいますので、なるべくレタッチで丁寧に消していきましょう。
合わせて顔にかかってしまった1本の毛も消しておくと良いでしょう。

参考イメージ9

風で数本の毛が浮いてしまっているのが見える。

参考イメージ10

修復ブラシやコピースタンプを用いて浮いていた毛を除去。

衣類についたホコリの除去

ストックフォトで人気のビジネスイメージで多用されるスーツ、実はホコリがかなり目立ちます…。
撮影前に粘着テープで細かく取り除くのはもはや撮影の必須項目ですが、それでもやはり写ってきます。
そのような場合は地道に…消していきましょう!
有効なツールとしてphotoshopの「修復ブラシ」「パッチツール」「コピースタンプ」などを使います。

参考イメージ11

肩周りにホコリやゴミが付着している。

参考イメージ12

修復ブラシやコピースタンプを用いてホコリを除去。

偽色の除去

人物(特に格子模様の衣類)を撮影した際、服などに色ムラの様な本来は無いはずの色が写っていることがあります。
これは偽色などと言いますが、スーツや格子柄の衣類などで発生しやすい現象です。
ひどく現れた場合ではスーツの左右で色が違うなんて事があるので、レタッチでしっかり色の統一を行いましょう。

参考イメージ13

写真中央部に偽色が出ている。

参考イメージ14

Photoshopで偽色を除去したもの。

商標/個人情報のぼかしもしくは除去

ブランドロゴや各種個人情報と思われるもの、またモデルリリースの取れない人物(後ろ姿や顔が判別できない場合を除く)が写り込んでいる写真は、いくら良い写真であってもストックフォトとしての販売はできません。
レタッチでこれらを除去することで販売できるケースもありますが、不自然なボカシや除去レタッチなどで画像の品質を損なってしまっている場合は審査NGとなる場合がありますので
撮影時だけでなくレタッチの際も注意が必要です。

モアレの除去

細かな格子柄や線状の重なりなどを撮影すると縞状の斑紋、別名モアレが発生します。 PCやTV画面などをスマホで撮影しようとすると出てくるシマシマのあれです。 撮影時の角度などで多少は緩和できるものの全てを押さえ込む事は出来ないので、これも忘れずにレタッチで除去しましょう。

ノイズの除去

カメラの感度(ISO)を上げていけば写真にザラザラとしたノイズが現れます。 特に光量が足りていない部分(暗い部分)に出る事が多いです。 このノイズがひどいと画質が荒く見えてしまいクオリティが下がってしまうので、出来る限り除去したいところ。 これもPhotoshopなどのノイズ軽減で除去する事が出来ますので、忘れずに補正しましょう。

レタッチの基本事項としていくつか例を挙げてみましたが、今回解説したフォトレタッチの項目は、ほぼ必須のチェック項目ですが、 一度覚えてしまうと色んな場面での応用がきくテクニックであり写真の修復だけではなく、写真そのもののクオリティアップにつながる事なのでぜひお試しあれ!

ちなみに各項目の詳しい補正方法はカメラマンマガジンで追ってアップしていきますのでお楽しみに!

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