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2016.05.20 カメラマン向けコラム

RAW現像をする場合、撮影の際に注意すべき点

前回の記事、【RAW(ロウ)データとは…。】ではざっくりとRAW(ロウ)データがどんなものかご説明しました。
おさらいとしては、RAW(ロウ)は「レタッチ」を自分でするか、とデータにレタッチ耐性があるかどうかでしたね。

さてInstagram(インスタグラム)やFacebook(フェイスブック)などのSNSが大きな引き金となり、
スマホのカメラから一眼レフに乗り換え「本格的に写真を始めたよー!」という人もかなり増えてきました。

いよいよカメラの操作にも慣れ、一通り一眼レフで撮りまくって写真が楽しくなってきたゾー!という人が次にトライすべきステップアップが「RAW(ロウ)現像」です。
もちろん、「俺は撮って出しで勝負するぜ!」という人は本当にその方が良いと思うので、Keep it up!

ということでRAW(ロウ)現像に話を戻しますと、前記事でも簡単に触れましたが、RAW(ロウ)現像には専用のソフトが必要になってきます。
前記事でも書いたのでここでは簡単に記載しますが、ポピュラーなソフトは以下の様なものになります。

RAW現像 ソフト

・高価なサードパーティー
Adobe Photoshop Lightroom

・メーカー純正ソフト
Canon Digital Photo Professional
Nikon Capture NX-D

SonyであればImage Data Converter、FujiであればRAW FILE CONVERTER EX 2.0などがあるようですね。
気になる方は、お手持ちの「カメラメーカー RAW現像」などググってみてくださいね。

RAW現像が前提の写真の撮り方について

ここ最近、多くのサイトで見かけるRAW現像が前提の撮影方法についてですが、どこで見ても大体は色の階調を残す様に撮影するとあります。
ただぱっと見ても階調が残っているかどうかなんて分からない!と思う人も多いのではないでしょうか。
そこでRAW(ロウ)現像が前提の場合、知っておくとナイスなダイナミックレンジについて簡単に書いていきますね。

そもそもダイナミックレンジとは?

簡単に言うとカメラのイメージセンサーが感じとることができる明るさの範囲のことです。

例えば、よくある逆光でのシーン。
「人物を撮るときに背景の景色は綺麗に写ったが、人物が真っ黒になってしまった、もしくはその逆。」
このときの写真に写っている最も明るい部分(おおよそ空など)から最も暗い部分(このときは人物)までの範囲がダイナミックレンジとなります。

実際、人間の目では明るいものと暗いものを見分けられますが、カメラは人間の目ほど高性能ではありません。
カメラにはそのカメラごとに明るさを感じ取れる限界範囲があるため、暗い部分か明るい部分のどちらかを優先して選択し撮影しなければなりません。

上記の様な状況下での場合の代表的な回避方法を以下に記載します。

  • ストロボ(フラッシュ)を使う
  • レフ板を使う
  • 撮る角度を変えてみる

などなど。
その時の光の向きなどを特に意識して撮影してみると明るさだけでなく写真の印象も変わるので色んな角度から撮影する様に心がけてみましょう。

白飛びと黒つぶれと、ヒストグラム

少し話が逸れましたが、おそらく最近のデジタル一眼カメラにはほとんど搭載されているであろう「ヒストグラム」
筆者が使用しているCanon機では写真のプレビュー画面で[INFO]ボタンを何度か押すと出てきます。

画像はCanon 5D3のプレビュー画面でヒストグラムを出した画。

Canon 5D3のプレビュー画面でヒストグラムを出した画

色々と触っている間に何度か見た事もあるかと思いますが、何となく難しそうな雰囲気がしています…。
しかし大体でもOKなので見方さえ覚えてしまえば以外と簡単に理解が出来ます。

下の図はある写真のヒストグラムで、Photoshop Lightroomのキャプチャです。

Photoshop Lightroomのキャプチャ

図にも記載の通り、横軸の左側は暗部(写真の暗い方)で反対の右側は明部(写真の明るい方)です。
縦軸はその明るさがどの程度かを示しています。
つまり大まかに言えば明るい色が多い写真は山が右に寄るようになります。
例に挙げた図のヒストグラムは画面全体でバランス良く明暗があるのがわかりますね。

では次に写真とヒストグラムを合わせて見てみましょう。
明るすぎる写真のヒストグラムは極端に山が右に寄り、暗すぎる写真のヒストグラムは極端に山が左に寄ってしまっているのがよくわかります。

Photoshop Lightroomのキャプチャ

適正露出の写真。
画面全体でバランス良く明暗がある。

Photoshop Lightroomのキャプチャ

オーバーの写真。山が右に寄り全体的に色が飛んでしまっている。

Photoshop Lightroomのキャプチャ

アンダーの写真。
山が左に寄り全体的に暗い。

階調を意識するうえでの注意点

階調を残そうとするあまり、暗く撮っている人をよく見かけます。
確かに後で補正して明るくするのだろうけど、それを繰り返しているとRAW(ロウ)現像の際にどの明るさが適切なのかなどが分からなくなってきます。
また、何に心を動かされて写真を撮った。という最大の主題も次第に曇ってしまいます。
まずはシャッターを押すその瞬間に出来る限り自分のイメージする作品に近い形で撮影できる様になりたいですね!

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